風呂リフォーム~バリアフリー改修 浴室暖房設置 埼玉県所沢市:Hさま邸
介護が必要になったお母様のために、洗面所から風呂をバリアフリー改修しました。介護をということを念頭に置き、ヒートショックを防ぐために浴室暖房を設置したり、「ソフトカラリ床」を採用したり、万が一の事故を未然に防げる形のご提案をしました。
・廊下と洗面所の間の段差を解消して欲しい(介護が必要になったお母様のため)
・内装をキレイに仕上げてほしい
風呂と廊下は出入りの動線を考え、配置の移動をご提案いたしました。工事中に床下収納庫を取り付けられるかというご希望が出てきましたので、追加工事として、その場ですぐ手配をして取り付けました。
ユニットバスは、ユニバーサルデザインの商品にしました。ユニバーサルデザインは全ての人に使いやすいように床がフラットになっていたりします。介護保険を適用して、補助金を導入することも可能なこともお伝えしました。
介護のために必要な住宅リフォームについては介護保険を利用することができます。
介護保険では、介護のための住宅リフォームに対して要介護区分を問わず、消費税込みの上限20万円(1割は自己負担となるため、18万円)まで支給しています。さらに各自治体では、これとは別に住宅リフォームに対する助成金を支給しているところもありますので、介護のためのリフォームが必要な場合はリフォームディレクターにご相談ください。
◆風呂
元々の浴室はタイルで、寒い時期はヒートショックも心配される作りでしたので、浴室が寒くならないように浴室暖房も取り付けました。転倒などの万が一の事故も考慮し、床は『ソフトカラリ床』にしました。すべりづらく、畳のようなやわらかさのある床で、転倒しても多少ショックを吸収してくれます。
洗面所からの入り口はもちろんバリアフリーになります。手摺も出入口に1箇所、浴槽横に1箇所取り付けました。入り口ドアは引き戸にしました。窓も交換し、ホワイトのサッシにして、ユニットバスとの一体感を持たせました。
◆洗面室
H様のご要望で最も重要だったのは段差解消です。段差を解消する工事として、介護保険を適用したいというご希望でした。介護保険が満額出るように、その他、『引き戸にする』など、メリットのあるバリアフリーのご提案をしました。 15センチもあった段差も車イスでも困らないようにバリアフリーになりました。
縦長の洗面所だったので、洗面台と洗濯機を端にまとめ、浴室への出入りをしやすいスペースを確保しました。ユニットバス工事のオプションで、洗濯機への残り湯配管セットがつけることもできるため、洗濯機は、浴槽の残り湯を自動で吸い上げる商品を取り付けました。洗面台と洗濯機廻りはどうしても水跳ねがありますので、キッチンパネルを貼りました。
アイライフさんに決めたのは、お店に行ってみて、これだけの規模なら安心でき、地元に密着しているのも安心できると思ったからです。対応も早くて丁寧、きめ細かく、こちらの要求が言いやすくて、雰囲気が良かったです。 |
・家族構成:2人
・築年数:20年
・費用:約220万円
・工期:10日
・リフォーム面積:6.5m2
・リフォーム箇所:洗面室、浴室